CentOS6 - sambaサーバのGUI導入手順

CentOS6でsambaサーバをセットアップする手順を記す。

確認環境

手順


(1) 追加パッケージの導入
  • 「ソフトウェアの追加/削除」([システム]-[管理]-[ソフトウェアの追加/削除])を起動し、以下のパッケージを追加導入。 ※詳細の操作手順は割愛 ※「新しいアプリケーションを実行しますか」と質問してくる画面が出てきたら、[閉じる]をクリック。
    • Server and Client software to interoperate with Windows machines
    • SELinux configuration GUI
(2) SELinuxの設定
  • 「SELinux管理者」([システム]-[管理]-[SELinux Management])を起動し、[ブーリアン値]のうち以下をActiveに設定 ※Activeのチェック入れてから結構な時間待つ。
    • Allow samba to share users home directory
(3) ファイアウォールの設定
  • 「ファイアウォールの設定」([システム]-[管理]-[ファイアウォール])を起動し、以下のsamba関連のポートを有効化。
    • samba (139/tcp, 445/tcp, 137/udp, 138/udp)
(4) samba用のユーザ登録 ※ここだけコマンドライン
  • コマンドラインから以下を実施
    # smbpasswd -a owner
    New SMB password:
    Retype new SMB password:
    Added user owner.
    #

(4) sambaサーバを起動
  • 「サービスの設定」([システム]-[管理]-[サービス])を起動し、smbを[有効]にし、[開始]する。※[開始]後、”このサービスは現在リフレッシュ中です。”のままとなるが起動している。
(5) 接続

ユーザ名とパスワードを聞かれるので、smbpasswdを設定したownerユーザのものを入力すると”ownerフォルダ”と”プリンタとFAX”が見える。


備考

  • sambaに関するSElinux関連設定を見るには、$ man samba_selinuxを実行すると良い。(2012.1.17追記)

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以上

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